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エンベデッドシステムスペシャリスト(試験)

ということで、情報処理技術者試験受けてきました。今回はエンベデッドシステムスペシャリスト。

今回の対策本

情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2010年度版

情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2010年度版

この本を買いました。午前II相当の問題も 100 問載っていますし、午後の問題もソフトウェア系の問題が 8 問(うち午後IIが 2 問)、ハードウェア系の問題が 7 問(うち午後IIが 2 問)載っているので、午前II〜午後の問題はこれ一冊で対応できるでしょう。

今回は午前Iも受けるので、前回使った 情報処理教科書 [秋期]高度試験午前I・II 2010年度版 も読みました。

勉強っぷり

エンベデッドの本はたまに技術解説部分をぱら見してたんですが、あまりじっくり読む機会はなく。結局試験前日の夕方から午前IIの問題をひととおり解いて、午後Iの問題を 1 問まじめに解いて。それ以外のソフトウェア系の午後問題はざっと問題読んで解説読んで・・・といったところで時間切れ。

行きの電車で午前Iの対策本も 1 時間弱ぱら見して・・・こちらもまた一番苦手な「経営戦略」「企業と法務」あたりまで行かずに時間切れ。次やるときは後ろのほうからやらないと・・・。

試験

受験会場は東京電機大学中学・高等学校@東小金井。間違えて中央特快とやらに乗って通り過ぎてしまって、何駅か戻ったりしたので、会場到着は開始直前でした。毎度危ないなぁ・・・。

午前I

まあ特に問題なく。厳しめ自己採点で 73% とかでしたが、ちゃんと採点すると 90% とかでした。これくらいなら勉強してもしなくてもよかったような。

間違った設問に関連する用語を復習したので、ついでに貼っておきます。

午前II

厳しめ自己採点で 72%、ちゃんと採点すると 88% とか。まあ過去問解けるようになってれば問題ないかと。

午後I

問1 が必須で、問2 と 問3 のどちらかを選択する形。問2 と 問3 はソフトウェア系とハードウェア系がひとつずつらしいので、問1 がソフトウェア系の問題であることを祈ってると・・・ちゃんとソフトウェア系の問題でした。

簡単なところは簡単なんだけど、自信を持って答えられないところも結構あって。90 分まるまる使ったわりにぱっとしない感じでした。

午後II

問1 と 問2 のどちらかを選択する形で、まあソフトウェア系のほうを選択。
こちらもイマイチ釈然としない感じ。問題文に出てくる情報で、どの設問でも使っていないものがたくさん残ってるし、答えるポイントがよくわからない部分も多いし。
どうにもならなそうなので 105 分くらいで退室。あとは運任せです。

反省&感想

  • 今回もあまり勉強できなかった。せっかく「朝会議室をとって勉強時間に〜」みたいな動きもあったのになぁ。
  • エンベデッドといってもソフトウェア系の問題は、組み込みやったことがなくてもある程度なんとかなりそう。
    • リアルタイムOSの特徴をいくつか押さえて過去問一通り解いてれば、ふつうの SE の人でも十分合格できるんじゃないかなとか。
    • ただ、計算問題が多め(特にハードウェア系?)なので、苦手な人は注意したほうがいいかも。
  • 午前の知識問題は、PC の低レベル部分に興味ある人には結構いいかも。
    • CAS レイテンシの「CAS」の意味をようやく理解したり、SoftICE の「ICE」って in-circuit emultor だとわかったり。
    • 今まで雑学でしかなかった液晶の種類(TN、VA、IPS)とかも知識として整理されたりとか。

秋は IT サービスマネージャ、来年春はまたシステム監査でも受けようかと思います。