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システム監査技術者(試験)

久々にブログを更新したと思ったら情報処理試験の感想だったりする、わりとよくあるパターンですけど。とりあえずこれ書いておくと「誰もこんなの興味ないだろうから、さっさと次の話題を書こう」って気になって、ブログの更新が続いたりするので、ご容赦ください。

今回受験したのはシステム監査。去年は受験できなかったので、2 年ぶり 3 度目の受験。

勉強っぷり

ちょっと古い本だけど、前回買っておいたこの本で、解説+午前の問題については二周くらい読んだ。

情報処理教科書 システム監査技術者 2009年度版

情報処理教科書 システム監査技術者 2009年度版

時間がそれほどなかったので、午後I や午後II の問題は実際に解答を書いたりせず、頭でぼんやり考えて解答を見る程度。

ちなみに 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:試験要綱・シラバス・過去問題 など を見ると 2012 年の 5 月にシラバスが変わっているようで。試験対策書を買うならこれ以降に出たもののほうがいいんだろうけど、上記の対策所は 2010 年版が最後なので、他のを選んだほうがいいのかも。

あと、以前から「監査のイメージを掴むために試験対策書じゃない本も読もう」と考えていたので、今回はこの本を読んでみた。

IT監査とIT統制―基礎から事業継続・ネットワーク・クラウドまで―

IT監査とIT統制―基礎から事業継続・ネットワーク・クラウドまで―

教科書的な本なのであまり監査人の生活について具体的なイメージがつかめたわけではないけど、個別監査計画書のサンプルが載っていたりで、前よりはイメージができるようになった。

内部監査に関する本で、内部監査人協会の用語が使われている(試験はたぶん経済産業省の用語がベース)ので、そこは注意が必要かも。

あと応用例としてクラウドに関する監査について書かれてる章があって。ちょうどシラバス変更のポイントに「クラウドの普及」なんて書いてあったから、「出題されたらラッキー」くらいに思ってた(けど、結局出題されてない)。

試験

受験会場は東海大学高輪キャンパス@白金高輪
「駅から会場に向かう途中でコンビニの一つくらいあるだろう」と思ってたらなかったので、入り口の反対側まで行って昼食を買って、ちょうどいいくらいの時間に到着。

午前II

厳しめ自己採点で 65%、実際に採点すると 88% と。
監査がらみは過去問と似たような問題が多くて午前対策が役に立った+知らなくても考えればわかる感じの問題が多かった。

といいつつ前回間違えたところをまた間違えたので、前回のメモを引用。

あと、ファイブフォース分析も間違えた。ここがわかりやすいかな。

午後I

今まで結構解答のポイントを外しがちだったので、確実に解答できそうな問題を選ぼうとフラフラしてたら 10 分ほどロスして。急いで解きはじめたものの、90 分まるまる使った。

通過してるかは微妙なライン。「この運用に問題があるのはわかるけど、どっちの問いで答えるべきなんだろう?」と迷うことが多いので、やっぱり実際に問題を解いたりして感覚を掴んでおいたほうがいいみたい。

ちなみにアジャイル開発の監査についても出題されてて、ちょっと新鮮だった。

午後II

消去法で「要件定義の適切性に関するシステム監査について」を選択したものの、文章の流れが思い浮かばない。30 分くらいで骨子が何とか書けたので急いで書き始めて。
ア: 750 字、イ: 850 字、ウ: 950 字 と最低の文字数には達したものの、「要件定義の適切性」というポイントは外してしまったので、採点されても C くらいじゃないかと。

やっぱり練習してないといきなりは書けないなー、という印象。

反省&感想

  • 今回はわりとモティベーション高く勉強できてたのでよかった
    • システム管理基準 とか普通に開発するときのチェックリストとして使えそうだなー」とか「電子消費者契約法で『確認画面を表示してれば、間違って申し込みしても取り消せない』みたいに決まってるからみんな確認画面が好きなのかなー」とか、業務に絡めて興味を持って勉強できてた
    • 試験対策書じゃない別の本を読むのも楽しい。次回も別の本を読めたらいいな。
  • 今回は計画的に勉強してたんだけど、やっぱり直前に忙しくなったりして問題を解く時間が作れなかったので、早めに問題を解こう
  • 秋はITサービスマネージャ?でも日程見たらリリースとかぶってそうだから、未受験になるかも。

(2013-07-07 追記)成績照会

午前I得点
***.**点
午前II得点
88.00点
午後I得点
65点
午後II評価ランク
C

まあ予想通りと。