(昨日の記事がまだ書かれていないようですが)せっかく今日までカレンダーが埋まってるので、流れに乗って 漢直 Advent Calendar 2015 の 7 日目の記事として、小ネタを書いてみます。
私が漢直の練習を始めた当初は、覚えた文字をランダムに(一行おきに)出力して、テキストエディタでその下の行に同じ文字を入力する形で練習していました。
こんな感じ。
最初はこのやり方でうまくいっていたのですが、ひらがな、一部の漢字に続いてカタカナを全部覚えた頃(※T-Code はひらがなとカタカナのストロークが別々に定義されています)に困ったことが起きました。というのも・・・
さて、↑カーソルの上のこの文字は、ひらがなの「へ」なのか、それともカタカナの「ヘ」なのか、見分けることができますか?
たいていのフォントでは両者の字形は同一になっているので、見分けられないと思います。
こんな時は文字の区別がやりやすい MIGU(の 2015-07-12 版以降)を使うと大丈夫です。
プログラマに嬉しい
- 0O(数字ゼロ・大文字オー)の区別
- 1Il(数字1・大文字アイ・小文字エル)の区別
といった特徴以外にも、
- 「カ力 エ工 ロ口 ー一 ニ二(カタカナ・漢字)へヘ(ひらがな・カタカナ)の区別」
という特徴があります。
先程判別がつかなかった練習テキストも、このフォント(Migu 1M)を使うと・・・。
左側がくいっと曲がっているものがカタカナ、曲がっていないものはひらがななので、カーソルの上にるのはカタカナ、次の行にあるのはひらがなだとわかりますね。
実はこの字形の変更、私が漢直の練習をしていて困っていたので、フォーラムで要望として出したものだったりします。
このリンク先にも書いたのですが、漢直ユーザの体験談では
- 「何年間も『へ』と『ヘ』の位置を間違って覚えていた」
- 「『へルプ』(※「へ」がひらがな)になっているのを他人に指摘された」
といった話もあるようで。漢直をお使いの方は、そのような悲劇を起こさないためにも MIGU を使うといいかもしれません。