新・ワードを捨ててエディタを使おう
- 作者: 鐸木能光
- 出版社/メーカー: エスシーシー
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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私はテキストエディタを色々使うのが好きなわけですが。テキストエディタをまた〜り語ろう ver.29 で、
124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/28(火) 14:02:53 id:vVCdXwK50
開発者向けではなく、エンドユーザーにも使いこなせるものでないと――。
そうすると、必要条件は、
①作ったマクロやキーマクロをキーイベントから呼び出せる仕様であること。
②ツールバーのボタンは勿論、ツールバーそのものやユーザーメニュー等を
(ユーザーが)自由自在に創れる仕様であること。
③マクロ言語を備えているだけでなく、DLLを呼び出せる仕様が必須。有料ソフトなら常識なのか知らないが、おカネを払ってまで長期間試す気無し。
QX32というエディタが正に条件ピッタリ。PC書籍(2千円台)にCDで付いていた。これなら、誰でも思いのままの操作環境が作れる――正にエンドユーザー向け。
(②の点が『Word』のように無制限ではなく数量的制限があるも、実用上支障少なし)
おまけに、このエディタは高度なファイル操作機能を標準で備えている。(マクロ資産には更に便利なのも)専業ではないが物書きの端くれみたいなことをやっているので、たいへん重宝している。
同様の立場の方に同書籍をおすすめする。
http://www.scc-kk.co.jp/scc-books/book_data/B-329/B-329.html
として紹介されていて、気になったので図書館で借りて読んでみました。
レビュー等にもあるとおり、QXエディタ を念頭に置いた本ですが、中級編までで
について書いてあったりするので、この辺りは SE の新人向けにもいいかもしれません。
上級編は完全に QX について書かれていますが、縦書きの対応や、箇条書き、縦中横、豊富な字下げ設定など確かに物書き用に特化した機能がついていて便利そうです。ただ UTF-8 にまだ対応していない(対応予定はあるようですが)ということで、プログラマには現時点でオススメできないところですね。
あと QX はマクロが柔軟とのことで、ちょっと仕様を見てみたけど、
- BASIC 風のマクロ記述
- DLL の呼び出しが可能
という感じのようで。DLL 呼び出しができるってことは基本的になんでもんだろうけど、ちょっと敷居が高いところですね。
この本は 2,415円ですが、QXエディタのライセンス(通常は 3,150円)がついてくるので、QX を使いたい人はとりあえずこの本を買っておけばよさげです。
紹介されていたツールメモ
テキストエディタやテキスト操作系のツールが結構紹介されています。
このページである程度読めるようですが、知らなかったもので今後使えそうなものをメモしておきます。
HTML テキストを抜き出す際に、見出しなんかを●や◎に変換してくれるツールとのこと。場合によっては便利かも。
文章中の改行を賢く取り除いてくれるツールだそうで。
その他感想等
- 気になった点
- ひっかかった点