Frieve Editor でプレゼンしてみた
ということで、昨日の勉強会 で プレゼン時 に使った Frieve Editor について。
Frieve Editor を使った経緯
もともとしゃべるのは得意じゃないんですけど、以前高橋メソッドプレゼンやったら結構うまくいったので、それ以来高橋メソッドでやってます。
そんなわけで今回も高橋メソッドでやろうかと準備していたんですが、別件でちょっと考えることがあって。普段はマインドマップでやることが多いんだけど、KJ 法っぽい要素もからめてアイデアをぽんぽん出していきたい。だったらアイデアプロセッサの出番でしょということで、
これをひさびさに使って・・・「これプレゼンに使えね?」と思い立ってしまって、発表の 3 時間前くらいに書き直したのでした。
Frieve Editor で何ができるか?
Frieve Editor の Download ページ に動画があるので、ダウンロードしながらそれを見ればひととおりわかるでしょう。
Frieve Editor を起動して F1 を押すとヘルプが開くんですが、これも Frieve Editor で動作するので、実際動くサンプルとして良いです。
注意点
プレゼンで使う場合は
プレゼンで使いたい場合は順番にカードを辿る必要がありますが、最大化(F10)した状態ではプレゼンには使えません。というか、左側の Card List にフォーカスしておいてカーソル移動するしか(たぶん)方法がないので、この領域も表示状態にしておく必要があります。
USTREAM では右側の部分だけが撮られていたのでそれなりに見られた感じになっていますが、やっぱりかっこ悪いので、その辺うまく割り切れる場面でしか今のところ使えません。
配布する場合は
画像のパスには相対パスが使えないので、持ち歩きや配布に向きません。
- 「ここに置く前提で作ってるから、ここのパスに展開してね」
とやるか、
- 「.fip ファイルの中のパスを全置換してね」
みたいにやる必要があります。ちょっと面倒です。
USTREAM とかで配信される場合は
動きがあるぶんデータの転送量が無駄に大きくなります。心の中で謝りましょう。ごめんなさい。
注意点がわかったところで
昨日のプレゼン資料です。
- 20090522_cakephpundercontrol.zip(2.05 MB)
C:\temp\frieve\20090522_cakephpundercontrol に置く前提で作っているので、ここに展開するか、20090522_cakephpundercontrol.fip 内のパス表記を全置換して使ってください。
なお、画像等の入手元は書いてますが、再配布 OK か把握していないので問題あったらご指摘ください。(.jpg 以外のものは .jpg に変換しています。)
プレゼンで使うコツ
前準備
- View→Others→File List のチェックをオフに
- 複数ファイルは扱わないのでとりあえず
- Arrange: ON にして Tree (Radical) にしておく
- ルートにしたいノードを選択して「☆ヒ」みたいなアイコンをクリックする
- こうすることで左側のリストが階層順に表示されるようになります
- テキストファイルからインポートしたときは勝手にこの設定になります
- 色がついてないと寂しいので、Card List で各トピックを範囲選択して、まとめてラベルづけ
- その他高橋メソッドのノウハウはそのまま適用する
- 全体像がわかりづらくならないよう「○○おわり」のようなリンクを入れておくとか
プレゼンのときに
- View→Change Font で HGP創英角ゴシックUB(HGRSGU.TTC)とか高橋メソッド向きのものに変更しておく
- オススメのフォントについては後述の高橋メソッド関連のリンクで
- View→Card→160 x 160(※環境にあわせて適当に)
- Zoom すれば大きく表示はできるんですが、フォントが大きくなりすぎると動作が遅くなるのでここで設定します
- 自分の環境に最適な表示を見極めて、その状態で画像がうまく表示されるサイズに設定しておいます
- なんだか使っているうちに動作が軽くなったりもするので見極めは難しいかもしれません
- View→Others→Background Animation にチェック入れるとさらに動きが出るかも
- 昨日は間違って OFF にしてましたが・・・
- Arrange を Tree (Radical) にしておく
- これ以外でもできる&なかなかかっこいいことにはなるんですが、画面内を行ったりきたりで見てるほうには構造がわかりにくいと思います
- 左の Cards でルートノードを選択しておく&最大化はしない
- 右側の領域にフォーカスしてしまうと、カーソルキーで順番に移動できなくなってしまいます
- あとはカーソルキーの上下で前後のノードに移動していくだけです
こうなるといいなー、という点
作者の方に報告するためのメモ。
Frieve Editor とマインドマップ系ツール
元々マインドマップは手書き派で、
こんな感じでタブレット PC で書くのが特に好きです。
FreeMind や XMind も使ったりはするんですが、これらのツールはマインドマップの
- 放射上に書く
- 枝の上に文字を書く
ことによる空間の有効活用、という利点が死んでしまってるんですよね。左右二段組のツリー表示でしかない印象。
そんな感じで文字を配置するのであれば、Frieve Editor みたいにノードに文字を置く形のほうが柔軟な配置ができて、空間がうまく活かせるように思えます。Enter や Insert でノードを増やせるので使い勝手についてはほぼ同様ですし。
高橋メソッド系のツール
結局プレゼンでは使いませんでしたが、一応ご紹介。
- XUL Apps > Tiny Applications > 高橋メソッドなプレゼンツール in XUL リターンズ - outsider reflex
- 以前から使っているツール。オススメのフォントについても紹介あり。
- SeeSaw | XUL Slideshow Toolkit
http://blog.seesaw.it/slideshow/slideshow.xul
http://blog.seesaw.it/slideshow/help.txt
http://blog.seesaw.it/slideshow/slideshow.css
http://blog.seesaw.it/slideshow/monta-label.png
http://blog.seesaw.it/slideshow/car_old.jpg